今日も寒い朝になりました。
今朝は、今年度最後、つまりは平成でも最後の全校朝会がありました。
3年生が卒業したあとの全校朝会は、何だかいつもの体育館が数倍広く見えました。
今日のお話当番は、本田先生でした。
29歳の娘さんが5歳の頃に「公園デビュー」した時の、切ない思い出を語って下さいました。
切なかった理由は、公園デビューの日にそこで遊んでいた数人の子どもたちから小一時間ほど嫌がらせを受けて、泣きながら帰ってきたからでした。
父である先生はその様子をずっと家のベランダから眺めていらしたそうですが、「これが子どもの社会だ」と、たまらなく悔しい気持ちながら思ったそうです。
その娘さんも今や立派な大人。でも20数年前の光景をはっきりと覚えているのだそうです。
先生は、生徒たちにこう言いました。
「嫌なこともあるし、嫌なことを言ってしまったり、やってしまったりすることもある。でも言われたりやられたりする人をじっと見つめている『親』がいることを、少しだけ意識してほしい」
子を持つ親には、しみじみと浸みるお話でした。
最後は、末弘先生から。
最上級生が卒業した今のこの時期、残された1,2年生は『ふわふわ』してしまうものだということで、今の自分の様子を客観的に見てほしいという話をして下さいました。
さあ、ここからの3週間で学校は大きく変化します。
自分自身もこの変化に遅れないように、しっかりと周りを見て、どう行動すべきかというのを考えてもらえたらと思います。