長かった夏休みが終わりました。
今日から2学期。
今日は、始業式などがありました。
登校時も元気そうな姿を見せてくれており、先生方も安心しました。
表彰式のあとに、始業式を行いました。
大掃除のあとには、学活をし、11時から避難訓練を実施しました。9月1日の「防災の日」にちなんでの実施です。
理科室からの出火を想定した訓練は、消防署員の方6名が見守る中、生徒も先生方も真剣に避難することができました。
さらに、今回は「煙幕訓練」を実施。
校庭には青いビニールシートで覆われた謎の物体が。
この中は煙(無害)が充満しており、その中を通ります。一酸化中毒など、煙を吸って命を落とすことが全体の3割くらいあるのだそうで、こういう訓練も必要だと、今年度初めて取り入れてみました。
中に入ると視界は真っ白。
何も見えません。
前に人がいることが分かるまでに、しばらくかかります。
どの方向に進めばいいかも、全くわからなくなります。
途中、不安になりながらも外に出られたときは、ほっと一安心。生徒たちの中には「ゲホゲホ」と咳き込んでいる生徒もいました。
生徒も職員もみな、この中に入って体験しました。
このような体験をすることで、火炎も怖いですが、煙の怖さも実感できたのではないかと思います。
暑い中でしたが、貴重な体験ができました。
消防署員の方のお話でもありましたが、「釜石の奇跡」のように、中学生くらいになれば、防災に関わって周囲を引っ張ったり、まとめたりすることができるようになります。
そういう立場にあるのだということを、それぞれが自覚してもらえたらと思います。