最近、3年生が学習に対してとても意欲的です。
これまであまりやる気がなかった生徒も、昼休みや放課後に勉強をするなど、とてもいい傾向だなと思って見守っています。
さて、そんな中・・・。
今朝は、当初計画になかった「上中タイム」を組み入れ、新しく始まった家庭学習ノートである、「きょうのーと」の活用状況について、生徒同士で確認しあう時間をとりました。
「きょうのーと」とは?
その日に授業で学習した内容をノート1ページにまとめるものです・・・。
というと、普通の宅習? と思うかもしれませんが、
「きょうのーと」は、4つの授業の内容を1ページにまとめるのです。
ノートの片側1ページを4つに分割して、その1/4のスペースに、1時間の授業内容をまとめます。
意外と、何を書いていいのかわからないものです。
『授業の「めあて」や「課題」と「まとめ」を必ず書きましょう。その間は授業の流れがわかるように、必要なことだけ書きましょう』・・・という条件なのですが、
・・・『取捨選択』がなかなかできない。
だから、慣れるまでは少し時間がかかります。
「きょうのーと」のスタートは9月下旬でしたから、まだまだ慣れずに、どうまとめたらいいのかわからない生徒もいるようだということで、
お互いの「きょうのーと」を見て、自分のノートと比較しながら、刺激を受けて今後のノートのまとめ方の参考にしてほしいとの思いから、この時間を設定したのでした。
さて、実際は人のノートを見るということを、どのくらい真剣にやるのだろうかと心配しながらでしたが、
実際はどのクラスもとてもいい雰囲気で、みなじっくりとそれぞれのノートを観察していたようでした。
クラスによっては、グループで、それぞれのいいところや感想などをひと言書き入れる用紙なども用意してあって、モチベーションの向上にもつながったようにも思いました。
「うまく書けないな」、という人もまだまだいるかもしれません。
「今日のこの授業は書きやすかったけれど、この授業はまとめづらかったな」ということもあるかもしれません。
先生たちも、この「きょうのーと」を意識して、授業も改善してくださっています。
みなさんも、しっかりと授業に向き合って、その日の授業を自分なりにまとめられるように(できれば授業ノートを見なくても書けるように)なってくれたらと思います。
ぜひ、この成果がめきめき発揮されることを願っています!!