いろいろと忙しいこの時期に,とてもほっこりする,いい話が学校に舞い込んできました。
金曜日のことです。
地域のある方から「しばらく行方不明だった我が家の飼い犬を,上小原中の生徒さんが連れて来てくれた」というお電話をいただきました。
詳しく聞くと,その方が留守の間に,わんちゃんが戻ってきていて,一緒に貼り紙が。
そこには,「お宅のわんちゃんではありませんか?」というような内容と,最後に「上小原中生徒」とだけ記してあったとのこと。
飼い主さんはそれはそれは喜んで,学校にお礼の電話をしてくださいました。手紙には名前がなかったことが悔やまれると言って,電話を切られましたが,その後,インターホンの動画が残っていたと,その動画を送ってきてくださいました。
そこにはバッチリ本校の1年生3名の姿が!
その生徒に翌日の土曜日に話を聞くと,なんと7名でそのわんちゃんを連れて行ったというのです。
そのことをまた飼い主さんにお伝えしたところ,それも大変喜ばれていました。
そして,今日。
その飼い主さんは,わざわざ学校に来られて,7名の生徒たちに直接お礼をお伝えになりました。そして,それぞれにお礼の品まで・・・。
生徒たちは,何だか誇らしげな様子でした。
私たち職員も,何だか誇らしかったです。
こんないい話を聞けることもあるんだな,とほっこり。
いつまでも,こんな優しい心を持ち続けてほしいと思います。