・・・しばらくお休みしておりました。申し訳ありません。
しかも,話題は少し前のことになりますが,ご紹介します。
今年は新型コロナウイルス感染症対策のために,例年実施している,上小原小学校と合同での「小中合同音楽発表会」(中学生はいわゆる『合唱コンクール』のようなもの)は中止としました。普段の音楽の授業でも,なかなか思うようにみんなで合唱をするということが難しかったことや,小中合同で発表会を実施すれば,観覧に来られる保護者を含めるとかなりの「密」ができるということがその理由です。
その代わり(とはならないかもしれませんが)に,実施が決定したのがこの「芸術教室」。
前置きが長くなりましたが,この「芸術教室」は『ピアノ』『箏』『雅楽』の三つの演奏会をそれぞれ設定。
全学年を一箇所に集めることを避けるため,講師である演者さんに三回の演奏会のご披露をお願いすることにしました。つまり,4時間目は1年生へ,5時間目は2年生へ,6時間目は3年生へ,と分けた演奏会を計画したのです。これは演奏する方も大変です。同じ演目とはいえ,一日3回も演奏します。時間も3倍,労力も3倍です。
しかし,上小原中学校ではお馴染みになりつつある演者のみなさんは,「上小原中学校の生徒さんのためなら」ということで,快くお引き受けくださいました。
なんと,ありがたいことでしょう!!!
さて,まずは18日に実施された『ピアノ』の芸術教室の様子です。
ピアノの演奏会をしてくださった講師は,中池順子先生。場所は音楽室です。
ピアノの演奏はもちろんですが,曲と曲の間のおしゃべりもとても楽しい時間でした。
様々なジャンルの曲を織り交ぜた演目でしたので,飽きずに最後までその音色を堪能することができました。
生徒が代表で関連するイラストをチョークで描いてくれ,演奏会に花を添えてくれました。
さて,次は27日に実施された『箏』の演奏会です。
和装の方が今回の講師の本藏理恵先生です。
これまでも,本校の生徒に箏の演奏を何度もしてくださっています。
ピアノの演奏でもそうでしたが,圖師先生も一緒に「コラボ」して,演奏会を盛り上げていました。またこちらでも生徒がイラストを描いてくれていました。
箏の演奏も幅広いジャンルで,またクイズなどもあって,楽しい時間となりました。
講師の先生方は,生徒の鑑賞態度を何度も褒めてくださいましたが,確かに生徒たちは静かに,でも真剣にその演奏に耳を傾けていました。
短い時間でしたが,充実した時間でした。心のエネルギーチャージができました。
次回は最後の芸術教室Ⅲ。『雅楽』は12月18日に計画されています。
その様子もお知らせしたいと思います。