昨日よりは少し、湿度も下がっているような気がします。
さて、今朝は全校朝会がありました。
表彰伝達が最初にあり、そのあとはいつもの流れ。
新しい生徒会役員も頑張っていました。
そして、今日の先生のお話担当は、福元先生でした。
福元先生は、日曜日の南日本新聞「ひろば」欄から、ある投稿記事を、
「この投稿者が何歳の人か、考えながら聞いて下さい」と投げかけて、読み上げました。
内容は『いじめ』でした。
投稿者は幼い頃、貧しかったことからいじめられたことを述べた65歳の方でした。
つまり、この歳になっても昔いじめられていたことをよく覚えているということです。
学校は社会の縮図。
どの年代世界でも『自分たちとわずかでも違えば差別する』ことがあるのが現実です。
そして、いじめはなかなかなくならない、というのも現実かもしれません。
しかし、福元先生のおっしゃった『自分の中にある差別の心に気付くこと』、これがいじめを無くす第一歩なのではないでしょうか。
釈迦の言う「見えない矢(差異こそが全ての争いの種であり、それが見えない矢となって突き刺さる)」を、誰かに向かって放たないこと。
そして、人生の節目に仲間で集まるときに、今の時代を楽しく振り返ってみんなが語れるような大人になってくれたらと思います。