上小原中学校

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2019年7月2日火曜日

2年生介護福祉体験学習(7月2日)

すごい雨です。

週末からずっと降り続いています。

そして昨夜はこの世を二つに切り裂くような、大きな落雷が何度もありました。

学校にも落ちたようで、火災報知器の受信機本体と、3つある電話回線の2つがやられました。

この辺りはよく落雷があり、その被害も多いようです。


さて、豪雨の影響で今日から3日間は部活動も中止という決定が下りました。
それも仕方がないかというくらいの雨・・・でしたが、

午後になって少し小康状態、そして、5時間目が始まる頃には、止みました!

2年生の日頃の行いのよさでしょうか?

介護福祉体験学習では、心配していた大雨の影響はあまり受けずに学習ができました。


3つの体験グループに分かれて、一つずつ全てを体験します。

こちらは、手足におもりを付け、目にはゴーグルをはめます。高齢者の不自由さを体験します。



こちらは、車いす。乗る体験、押す体験をします。段差なども実際に体験してみて、校内の段差の多さやその衝撃を実感しました。


こちらは、視覚障害者体験。手には白杖。目にはアイマスクをして、校内の階段を昇降します。
見えない恐怖は、いつもの階段を全く違う世界にしてしまいます。


 実際に、こんな不自由を強いられている人たちは世の中に多くいます。身近にはいなくても、社会に出ればきっと出会うはずです。それに、いつ自分や自分の家族が介護を必要とすることになるかわかりません。

 大事なのは、その人の気持ちに寄り添うこと。そっと腕を差し伸べるだけで、不安や恐怖が安心に変わることを、実感できたはずです。

 誰もが安心して暮らせる社会が理想です。「誰かのために」という、ちょっとした気持ちは、必ず自分も幸せにしてくれます。

 みんなには、そういう生き方をしてほしいな、と思います。