上小原中学校

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2018年10月9日火曜日

がん教育 事前学習(10月9日)


連休明けの今日、午後の授業は2年生を対象にした「がん教育 事前学習」を実施しました。

・・・「がん教育」?

そう思う方も多いかもしれません。

大人はこの教育は受けてきていません。

しかし、新学習指導要領にしっかりと「がん教育」の必要性が謳われており、今後はいろんなところでこの言葉を耳にすることだろうと思います。

簡単に言えば、①がんに対する正しい知識と理解を深める
       ②自他の健康と命の大切さを育む      のが目的です。

みなさんは、「がん」と聞くとどんなイメージを持ちますか?

大人(40歳を過ぎたころから?)にとっては、脅威の存在である「がん」ですが、中学生にとってはどうなんでしょう。

がんのこと、どれくらい知っているのでしょう。

今現在、がん治療に励んでいらっしゃる方々をどう思っているでしょう。

家族ががんになったと知ったら、何を考えるでしょう。



上小原中学校は今年度、文部科学省委託事業であるがん教育総合支援事業のモデル校になっています。
今週土曜日は、NPO法人『がんサポートかごしま』の方に授業をしていただきます。
来月は日々がん患者の方と接する現役の医師をお招きして、がん教育講演会を開催いたします。

今日はその事前学習。
ちょっと前置きが長くなりましたが、今日は市の健康増進課の方も来ていただいて、「がん」ってそもそも何だ?ということを学習しました。




今や、がんは2人に1人がかかる病気です。
そして、現在は残念なことに3人に1人ががんで亡くなっているのだそう。
でも早期発見や生活習慣の見直しなどで、その確率はぐっと減っていくのです。
そのためには正しい知識と理解が大切。

ぜひ、自分のためにも家族のためにも周囲の人のためにも、この「がん教育」の内容をしっかり受けとめ、命を守るということにつなげてほしいと思います。