上小原中学校

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2018年10月13日土曜日

人間関係作りとがん教育授業(10月13日)


今日は土曜授業の日でした。

1校時は質問教室。

2校時は人間関係作り。構成的エンカウンターを各クラスで実施しました。

3校時は2年生を対象にした「がん教育・いのちの授業」が実施されました。

まずは、人間関係作りの時間から。

1学期には体育館という広い場所で、全校生徒による構成的エンカウンターを実施しましたが、今回は(職員研修で先生方が事前に研修を受けた)クラス単位でできるアクティビティをやりました。

主な内容は「さいころトーク」。


お題の書いてあるマス目ばかりのすごろくで、サイコロを振ってとまったところのお題を答えるというもの。
ゲーム感覚で楽しく自分のことや相手のことを知る時間でした。

3校時は「がん教育」の授業。
「がんサポートセンターかごしま」からお二人をお招きして、2年生の2クラスにそれぞれ「いのちの授業」をしていただきました。




お二人ともに、がん経験がおありです。がんの基本的な知識から、生徒たちの質問「がんは何歳からかかるものですか」「がんは痛いですか」「がんと知ってどんな気持ちでしたか」「がんとどう向き合っていますか」・・・・・・などに丁寧にご自身のことも交えて答えてくださいました。さらに、同じサポートセンターで、現在は亡くなってしまわれた方の言葉やエピソードも生徒たちに伝えてくださいました。
 
生徒の中には涙を流す子も。
この授業は、市内の小中学校から養護教諭の先生方も参観に来られましたが、筆者も含めて、ほとんどの方が涙を浮かべて、お話を聞いていました。
おそらく、ほとんどの生徒の心に深く浸透したことだと思います。
 
今回の授業で大切だと繰り返していたことは3つありました。
 ・死にたいと思っている人は、勇気を出して周りの大人に助けを求めてほしい。
 ・死にたいとか考えたことのない人は、元気のない人や寂しそうな人に声をかけてほしい。
 ・今、みなさんは命のバトンを受け取ったので、そのバトンを次の人に渡す使命があることをしっかりと覚えていてほしい
 
中学生にもわかりやすいお話で、とても貴重な時間でした。